リンパの仕組みって知ってる?女性が悩む、むくみのメカニズム

むくみを改善するにはリンパの仕組みを知ることが重要なポイントです。リンパという名前は知っているけど、どんな役割があるのか知らないという人は必見。ここでは、リンパの仕組みと基礎知識をご紹介しています。正しいケアで体をねぎらってくださいね。

リンパ系の仕組みとは?

リンパ系とは、リンパ液がリンパ管やリンパ節を通って全身を流れる仕組みのことを言います。

(引用元:URL)https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1586

リンパ(液)はリンパ管の中を流れる

リンパ管の中には、体の組織間液が集まったリンパ液が流れています。

リンパ管は全身をかけ巡っている

リンパ管は血管と同じように、全身を駆け巡り体の隅々まで広がっています。リンパ管には静脈と並行して全身に広がっている浅リンパ管と、筋肉の側を通る深リンパ管があります。

毛細リンパ管と集合リンパ管

リンパ管の中で、もっとも細いものを毛細リンパ管と言います。毛細リンパ管は集合することで太い管となり、他のリンパ管と合流してリンパ液が流れています。

リンパ節は首、わきの下、足の付け根などにある

リンパ管が合流する部分は太く節のようになっていることからリンパ節と呼びます。このリンパ節は、全身に約800個あるとされますが、主に首、わきの下、足のつけ根などに集中していることが特徴です。

リンパ系の働き

リンパ系にはリンパ管を流れるリンパ液を循環させるとともに、リンパ液に含まれる体内で不要になった古い細胞や血球などの老廃物を排出する役割があります。さらに、リンパ液には体内に侵入した有害な細菌などに対して抗体を作って戦う、リンパ球が存在しています。リンパ球は一度戦った細菌やウイルスを記憶して感染から体を守る役割もあります。

リンパ液が流れる仕組み

ここまでは、リンパ系の基礎知識をご紹介してきましたが、次はリンパ液が流れる仕組みについて見てみましょう。

リンパ管の収縮、拡張によってリンパが流れる

リンパ液は、リンパ管の側にある筋肉や内臓が伸び縮みしたことを受けて、リンパ管が縮小と拡張することで流れる仕組みになっています。

一定方向に流れ、逆流はしない

リンパ管は逆流を防ぐための弁の作用でリンパ液が一定方向に流れるようになっています。

リンパが循環する要因

リンパ管には、血液を送り出す心臓のように、リンパ液の流れを助けるポンプの役割になる臓器はありません。そのため、リンパ管の周囲にある筋肉の運動、腸内の運動、呼吸、横隔膜の上下運動などの刺激を受けてリンパ液は流れます。

1日に体内を循環するリンパ液はおよそ3リットル

リンパ液が体内を循環する量は1時間で約120ml、1日の合計はおよそ3リットルです。

リンパ系が老廃物などを排出する仕組み

次はリンパ系がどのようにして老廃物や体に侵入してきた細菌・ウイルスを排出するのか仕組みを見てみましょう。

リンパ液中の細菌、ウイルスなどをリンパ節で破壊

リンパ節には白血球の一つであるマクロファージが存在しています。マクロファージは体に侵入してきた細菌やウイルスを破壊して体を守っています。

リンパ節でリンパ液をろ過する

リンパ管が合流するリンパ節には、リンパ液をろ過する役割があります。リンパ液はろ過を繰り返しながら心臓に戻ります。

リンパ節が腫れる仕組み

体調不良を感じたときにリンパ節が腫れていたということもあります。ここからは、リンパ節が腫れる仕組みと考えられる原因をご説明します。

捕えた細菌が多すぎると腫れる

リンパ節には体に侵入してきた細菌やウイルスを破壊する役割があります。そのため、細菌やウイルスを捕らえた量が多いと腫れてしまうこともあります。このように細菌などが原因でリンパ節が腫れることを急性リンパ節炎と言います。

リンパ節の腫れが周囲に広がることもある

リンパ節の腫れが周囲に広がる場合は、血液のがんの一つである悪性リンパ腫の可能性があります。

ガン細胞はリンパ節を介して転移する

ガン細胞はリンパ液や血液に入り込み移動をする特徴があります。リンパ液が集まるリンパ節そのものにガン細胞が転移をしたり、リンパ節を介して骨や臓器に転移したりすることもあります。

リンパマッサージの仕組み

リンパの流れを良くする方法にマッサージがあります。ここからは、マッサージに期待できる効果と仕組みを見てみましょう。

リンパの循環をマッサージで改善する

リンパはリンパ管の側にある筋肉の働きなどで流れが促進されます。マッサージを行うことでリンパ管が刺激を受けると、リンパ液の流れが改善されると言われます。

老廃物の排出を促進する

リンパの流れが悪くなると体に不要な老廃物が溜まってしまいます。マッサージでリンパの循環が改善されることは老廃物の排出を助けることにつながります。

鎖骨部のリンパ節を中心に行なう

鎖骨部のリンパ節は全身に広がるリンパ管の入り口と出口にあたる重要な部分です。マッサージを正しく行うには、鎖骨の上にあるくぼみの部分のリンパ節から始めて、最後もそこに戻るようにマッサージをしましょう。

リンパマッサージの効果

リンパマッサージを行うことで体には次のような変化が期待できます。

むくみの改善

むくみは、体の老廃物の排出がスムーズにできなくなっていることが原因の一つです。体に溜まった老廃物がリンパマッサージの作用で排出できると、むくみの改善につながります。

痛みを和らげる

リンパの流れが改善してくると、血液の流れや筋肉の働きも良くなり肩こりなどの痛みを和らげる効果が期待できます。

皮膚の再生能力が向上

リンパマッサージで老廃物の排出がスムーズになると、代謝が高まることになり肌の再生能力がアップすることも期待できます。

内臓の機能が向上

マッサージで内臓周辺のリンパの流れが改善すると、本来の内臓の働きを取り戻して機能の向上をサポートします。

リンパは体にとって大切なもの

全身に広がるリンパは、老廃物の排出や細菌などから体を守る役割のある重要な器官です。デスクワークや立ち仕事で夕方に足がむくむことも、筋肉の刺激とリンパの流れが深く関係していました。リンパの流れを改善する方法の一つにマッサージがありますが、自分で行うときは、力を入れ過ぎずにリンパの流れに沿って刺激することが基本です。リンパの仕組みと作用を理解して、正しいむくみケアをしていきましょう。

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